押し寿司
  鮎や川魚やウナギを味付け煮て、ごはんのうえに並べ、
  押して作った寿司

  昔は、お盆の頃、各家庭で思い思いの味付けで作りました。
押し寿司の作り方(1例) 各家庭で、それぞれ作り方が違います。
これは、その1例です。

1.寿司ごはん
  をつくる

★ 材料(押し寿司箱5箱につき)、
   ・もち米 :1合
   ・うるう米:1升2合
   ・酢   :1合3勺
   ・砂糖  :200g
   ・塩   :少々
   ・煮魚

★ 炊いたうるう米と蒸したもち米に、お酢と砂糖を
   加えて、熱いうちによく混ぜます。

★ 混ぜたら、扇風機で冷やします。

2.押し箱の
  用意

★ 押し寿司の箱の底には、ハランを敷いておき
   ます。    

ハラン

3.ごはんを
  詰める

★ 寿司ごはん(1升3合)を、5つの箱に均等に
   分けて、詰めます。

4.具を並べる

★ ごはんの上に、よく煮た鮎やはえなどの川魚、
   うなぎなどを並べます。汁も十分しみこませ
   ます。

5.ふたをする

★ 蓋を丁寧にかぶせます。

6.押さえたま
  ま2〜3時
  間待つ

★ 5つの箱に詰め終えたら、しっかりと押さえを
   行います。

★ 2〜3時間ほど押したままにします。

7.寿司を切る

★ 押し寿司を、適当に切ります。

★ 寿司をウラ向きにして、包丁に、水にぬらした
   新聞紙を巻き付けて切ると、うまく切れます。

8.できあがり

★ できあがりました。
   三つ葉などを添えると風情が出ます。