神明講

 神明(しんめい)神社(創建不詳)は、祭神が天照大神(あまてらすおおみかみ)で、川東久手
片倉山中戸井口片倉小山谷寄り山頂にありました。明治42年には長彦神社に合祀されました。
 この神明社の祭礼の日(2月1日)に行われるのが神明講(しんめいこう)です。明治42年以降
は祭礼は行われなくなりましたが、講だけが残っています。
 昭和15年までは、川東地区は、第9、第10、第11の3組に分かれ番総代の自宅で会合が開
催されていました。昭和16年以降、第6、第7の2班編制となっても、班長宅で開催されていまし
たが、生活改善センター新築(昭和53年)後センターで行われるようになりました。
 
 会合では班ごとに年度の決算が行われ、伊勢神宮、秋葉神社への代参者を抽選で決めます。
また、班長、改良組合長、経済部長、幹事などの班役員も選出します。